つながりの格差
- mihotstgy0410
- 2023年1月2日
- 読了時間: 3分
初めまして、ベビーシッターの美保です。
ここのブログでは、日々のシッティングの様子や子育て・保育について思うことを書いていきます。
さて、これを書いている今日は2023年の1月2日。
今までご愛顧くださっている方も、初めての方も本年も宜しくお願いいたします。
年末年始と言えば、家族や友に会う。
年末に弟家族と会食をし、大みそかに友人家族達と会食をしました(会食ばっかで元旦は胃痛でダウン)。
そこで挙がった共通の話題が「子どもの習い事」について。
弟の子ども2人は四国に住む小学生なのですが、水泳を始めとして週に6日習い事をしています。
一方で信州方面に住む友人は、この春小学生になる上の子の習い事をどうするか迷い中。
両者に共通するのは、両親が共働きでかなり忙しいこと。
違いは、弟夫婦は奥さんのご両親の至近距離に住んでいて、以前教師だった奥さんのお母さんが習い事の送迎を喜んでやってくれ、友人夫婦には近くにそういった人がいないこと。
ところで、今子どもの学力格差についての本を読んでいるのですが、その中に「つながりの格差」について書かれている項目があります。
現代社会においては、地縁や血縁の繋がりが希薄になり、それは会社ないの縁などにも広がりを見せています。特に都市部において。
そして、データによるとこういった人間関係の変容がゆるやかな場所の方が小・中学生の学力形成に良い影響を与えているそうです。
それの一つの顕れが上記のような「習い事」なのでしょう。
弟夫婦は仕事をしながらも平日の習い事の送迎はおばあちゃんにしてもらうことができる。
だから、子どもがしたい習い事をやらせてあげることができますし、そのための資金を稼ぐための仕事に集中することもできます。
友人夫婦の場合は、旦那さんの働き方が特殊なのもあって習い事はできても週に1~2回でしょうし、それもかなり無理をしてのことです。
ファミサポやシッターを使うとなっても、今度は都心部ほどには人を選ぶことができません。
そしてお金もかかります。
「本当にみほちゃんを召喚したい!」と言ってもらえてうれしい限りですが、送迎のためだけに信州まで行くのは現実的ではなく。
何かいい方法はないかなと思う今日この頃です。
もっとも、習い事は数やればいいものではありません。
親子にとっての選択肢が狭まるのが残念だと思うのです。
子どもをやりたことを思いっきりやらせてあげたい、その時には自分が好きで頑張りたい仕事を辞めたり減らしたりしなければならなくなる、とか。
私が小学生の頃は、ピアノの先生の家まで一人で歩いて行っていましたが、今はそういう時代じゃないですからね。
皆さんは、今どこに住んでいらっしゃいますか?
そこにどんなつながりがありますか
それによって、お子さんの生活や習い事に何か影響を受けていますか?
子育てって、子どもがどの段階にいても「その時が一番大変」な悩みが出てきますね。
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